夢日記
独り言
その1
わたしは特殊な能力を持っていた。
未来を見ることができる能力。
ところが、この予知能力、数日先しか見ることができず、さらに自分の行動以外は手出しすることができないというほとんど役に立たないような条件付きのものだった。
(夢の中では自分の行動さえも変えられないようなストーリーになってたけど、認識としては『他者は変えられない』だった)
ある日、絶望的な翌日の出来事をことを知る。
『明日、我が子が殺される』のだ。
夢の中の我が子はいまよりずっと小さい年齢(幼稚園くらいかな)で、仲良くしている年上のお友達がいる。
その子の家に泊まりに行った夜、その子に殺されるのだ。
どうやら、その子は親から虐待をされていて、ひとり離れの小屋のようなところで生活をさせられていて、かなり荒んだ子だった。
(夢の中の、その子の小屋は廃墟のビルのようで骨組みがあらわになった高い部屋だった)
その子の家庭環境は心配だったけど、我が子には優しくしてくれていたし我が子の慕っていたので、ときどき離れに遊びに行っていたのだ。
その日も遊びに行き(わたしも一緒に廃墟にいた)、そろそろ帰る時間になったときに『今日はうちに泊まっていこう』と我が子を誘った。
これだった。
このまま泊まって、我が子は殺される(殺され方までわかってる)。
わたしはどうにかそれを阻止しようと、我が子に「ホントに泊まるの?家に帰ろう」としつこく促す。
でも、日頃、あまり積極的とは言えない我が子が楽しそうに泊まりたがる。
わたしは未来がわかっていても他者の行動を変えることはできない。
(自分の行動が変えられるなら、一緒に泊まるとかすればいいのに夢なので、その辻褄合わないのはご勘弁願います^^;)
今夜、我が子は殺される。
我が身が引き裂かれそうなほど苦しくて涙が溢れそうになるけど、せめて、死にゆく我が子に一抹の不安も感じさせたくないから、このお泊まりは楽しいものなのだと思ってほしくて涙をこらえる。
(幸い、遊びの延長のような感じで即死状態の殺され方なので、直前まで恐怖は感じないはずなんだ)
愛おしい頬を撫でる。
断腸の思いで我が子を置いて廃墟を出る。
そうだ、明日、早朝に迎えにいこう、もしかしたら決行される前かもしれない。
なんとしても我が子を助けようと決意して帰路に着いた。
(だから、お前が一緒に泊まれって!!)
その2
学校か病院のような建物の中。
夜だった。
照明は消されていて月明かりが青白く部屋を照らしていた。
広い部屋だったから、学校のようだ。
学生時代お世話になった机と椅子が会議のように『コ』の字に並べてある。
そこにわたしの父や母、親戚の何人かがいる。
明るい月の夜。
見慣れた顔がはっきりとわかる。
父は生きていた。
思い思いに雑談をしていると、父がこっそりわたしに『薬指の刺青』を読んだと伝えてきた。
心底、驚き、身構える。
倫理に反したことをしているし、性的な内容も含まれている。
わたしは父が性的にモラルがあまりないことを知っているから、そういう目で見られるのも怖かった。
夢の中の父は思慮深く『わかっているよ』という雰囲気で黙認と肯定をしてくれていた。
生前よく着ていたようなセーター姿だった父は穏やかで思慮深く別人のようだった。
わたしが知っている父ではない。
わたしが知っている父は変えようがないけれど、夢の中の父は怖くなかった。
怖かったと認めてから、まだ一度も父の怖い夢は見ていない。
最近見た夢を2連発。
その1は虐待関係の本を読んだからテキメン(笑)
まったく単純な脳だけど、後味の良い夢ではなかった。
その2は父の夢。
お父さん、夢の中で変わって好感度あげてどうする!?と思うけど、怖い夢を見ないでいられて、とっても嬉しいです。
本質を見極めて、認めるって大事^^
<関連エントリー>
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モンスターを抱きしめて
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スペクトル!!
初夢
亡霊
薄める1 2
「等式」「夢日記」感想です。 うーん「まこ」ワールド炸裂!納得出来る夢だったね、自分の心を甘やかせず、大事にすると「脳が」「夢が」一件落着させてくれるのかも。
その1
わたしは特殊な能力を持っていた。
未来を見ることができる能力。
ところが、この予知能力、数日先しか見ることができず、さらに自分の行動以外は手出しすることができないというほとんど役に立たないような条件付きのものだった。
(夢の中では自分の行動さえも変えられないようなストーリーになってたけど、認識としては『他者は変えられない』だった)
ある日、絶望的な翌日の出来事をことを知る。
『明日、我が子が殺される』のだ。
夢の中の我が子はいまよりずっと小さい年齢(幼稚園くらいかな)で、仲良くしている年上のお友達がいる。
その子の家に泊まりに行った夜、その子に殺されるのだ。
どうやら、その子は親から虐待をされていて、ひとり離れの小屋のようなところで生活をさせられていて、かなり荒んだ子だった。
(夢の中の、その子の小屋は廃墟のビルのようで骨組みがあらわになった高い部屋だった)
その子の家庭環境は心配だったけど、我が子には優しくしてくれていたし我が子の慕っていたので、ときどき離れに遊びに行っていたのだ。
その日も遊びに行き(わたしも一緒に廃墟にいた)、そろそろ帰る時間になったときに『今日はうちに泊まっていこう』と我が子を誘った。
これだった。
このまま泊まって、我が子は殺される(殺され方までわかってる)。
わたしはどうにかそれを阻止しようと、我が子に「ホントに泊まるの?家に帰ろう」としつこく促す。
でも、日頃、あまり積極的とは言えない我が子が楽しそうに泊まりたがる。
わたしは未来がわかっていても他者の行動を変えることはできない。
(自分の行動が変えられるなら、一緒に泊まるとかすればいいのに夢なので、その辻褄合わないのはご勘弁願います^^;)
今夜、我が子は殺される。
我が身が引き裂かれそうなほど苦しくて涙が溢れそうになるけど、せめて、死にゆく我が子に一抹の不安も感じさせたくないから、このお泊まりは楽しいものなのだと思ってほしくて涙をこらえる。
(幸い、遊びの延長のような感じで即死状態の殺され方なので、直前まで恐怖は感じないはずなんだ)
愛おしい頬を撫でる。
断腸の思いで我が子を置いて廃墟を出る。
そうだ、明日、早朝に迎えにいこう、もしかしたら決行される前かもしれない。
なんとしても我が子を助けようと決意して帰路に着いた。
(だから、お前が一緒に泊まれって!!)
その2
学校か病院のような建物の中。
夜だった。
照明は消されていて月明かりが青白く部屋を照らしていた。
広い部屋だったから、学校のようだ。
学生時代お世話になった机と椅子が会議のように『コ』の字に並べてある。
そこにわたしの父や母、親戚の何人かがいる。
明るい月の夜。
見慣れた顔がはっきりとわかる。
父は生きていた。
思い思いに雑談をしていると、父がこっそりわたしに『薬指の刺青』を読んだと伝えてきた。
心底、驚き、身構える。
倫理に反したことをしているし、性的な内容も含まれている。
わたしは父が性的にモラルがあまりないことを知っているから、そういう目で見られるのも怖かった。
夢の中の父は思慮深く『わかっているよ』という雰囲気で黙認と肯定をしてくれていた。
生前よく着ていたようなセーター姿だった父は穏やかで思慮深く別人のようだった。
わたしが知っている父ではない。
わたしが知っている父は変えようがないけれど、夢の中の父は怖くなかった。
怖かったと認めてから、まだ一度も父の怖い夢は見ていない。
最近見た夢を2連発。
その1は虐待関係の本を読んだからテキメン(笑)
まったく単純な脳だけど、後味の良い夢ではなかった。
その2は父の夢。
お父さん、夢の中で変わって好感度あげてどうする!?と思うけど、怖い夢を見ないでいられて、とっても嬉しいです。
本質を見極めて、認めるって大事^^
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